【理系大学生】yomiakiのラクガキ

徒然なるままによみあき

【本】ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門

Amazonプライムの特典にprime readingという無料でkindle電子書籍が読めるというもがあります。そこで読んだものを紹介したいと思います!

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ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門

『ずるい。』
この言葉から、皆さんはどんなイメージを受けますか?
・抜け駆け?
・ルール違反?
・独り占め?

周りにも、ずるいと思わせるような人がすぐに思い当たるのではないでしょうか。
こんなご時世だからこそ仕方ないと思うべきなのか。
それとも、実はずるい生き方が賢い生き方なのか。

「ずるい」という言葉には、一般的にはあまり良いイメージはありません。
しかし、一口に「ずるい」と言っても、いろいろな「ずるい」があります。

人を出し抜いて非難されるような「ずるい」もあれば、
「その発想はなかった……」と周囲をくやしがらせるような「ずるい」もある。
本書で扱うのは、こちらの「ずるい」です。

・常識にとらわれず、自由な発想を可能にする考え方
・最短ルートで問題を解決する考え方
・お金や時間をかけずに目的を簡単に達成する考え方

そんな思考法が本当にあるのか……?
あるんです。 それが、本書で紹介する「ラテラルシンキング」。

あなたも本書を読んで、ラテラルシンキングの達人になってください。

ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門【電子書籍】[ 木村尚義 ]

価格:1,099円
(2021/5/19 16:57時点)
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学べたこと

  1. 幅広い考えも持つべき
  2. うまく他人の力を使うのは大切

 

 

 

1.幅広い考えを持つこと

 この本には、あらゆる偉人のアイデアや思考の転換による成功例が多く述べられています

 

 そこのエピソードのひとつに、あのAppleの創業者のスティーブ・ジョブズの話がありました。ジョブズは大学に入ってから目的を見出せず、すぐに退学してしまったそうです。そこから彼は、単位を取るという制約から逃れることができ、ただ興味がある科目だけ大学で授業を受けるようになりました。(もぐりってやつですね!)

そこで彼は「カリグラフィ」という授業に興味を持ち、受講していたそうです。将来性を感じていたわけではなく、ただの興味本位で...

カリグラフィー(希: καλλιγραφία, 英: calligraphy)とは、西洋や中東などにおける、文字を美しく見せるための手法。字を美しく見せる書法という面は日本の書道など東洋の書と共通する部分があるが、筆記にペンまたはそれに類する道具を用いているため、毛筆を使用する書道とは表現されたものが異なる。(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%25E3%2582%25AB%25E3%2583%25AA%25E3%2582%25B0%25E3%2583%25A9%25E3%2583%2595%25E3%2582%25A3%25E3%2583%25BC)

この「カリグラフィ」というものが、パソコンで文字を入力する際の文字のデザインのフォントを産み出すきっかけになったというわけです。

 

このように、文字のデザインとパソコンという一見無関係に思えるものでも、結びつけられることができたのは、「必要」「不必要」という考えから抜け出して、「面白そう」という動機でいろいろなことにチャレンジすることができたからだと感じました。



 

 自分の話になりますが、僕は大学4回生になり、自分は今まで何をしてきたのかを考えることが多くなってきました。部活をしているわけでもなく、留学に行ったわけでもなく、何か一つのこと頑張るということはしてきませんでした。

ただ、好奇心が強かったので、在学中にいろいろと経験を積もうとだけはしてきました。いろんなサークルや学生団体に入ったり、テーマパークでバイトをしてみたり...。広く浅くで、僕はこれを「中途半端」なことだと感じたりもしていました。

しかし、このようにいろいろなことに挑戦することで、将来何かが結びつくかもしれないという「財産」へと考えを変えてくれました。

 

 

 

2.うまく他人の力を使うのは大切

 干支の順番でどうして鼠がトップバッターか知っていましたか?僕は知りませんでした。

年が明けた1月1日に神様に挨拶しにきた動物の順番で干支の順番が決まるというものでした。(いわばレース!)

そこで、牛は足が遅いので、早めに出発します。しかし、その牛の上に鼠が乗って、牛がゴールする直前にネズミがゴール!(小中学校のマラソン大会でよくあるやつ...!)
ここから言えるのは、他人の力をうまく使い、最小の努力で最大の結果を出すことを考えることも重要だということです。

大学などにおいても、賢い友達から定期テストの過去問を解いた答えをもらったり、レポートを参考(?)にしたりで、家ではずっとゲームとかしてるやつの方が成績が良かったりなかったり...。

ずるっ!って思うのはわかりますが、実際そうだなって思うことは多々あります。

「良い」「悪い」という問題はあるにしても、結果を出すという点ではひとつの正解ともいえるのではないでしょうか。
世の中は考えても考えても不平等なので、嫌われない程度に上手いこと生きていきたいものですね...。(はぁ...)



 

 

まとめ

 この本では、豊富な具体例を通じて、「ラテラルシンキング」というものは何か、どういう風に考えればよいのかということが書かれています。

改札機などの身近なものの誕生の背景などのエピソードをいろいろあるので、「へぇ〜」となる場面も。

新しいアイデアを出すときや、選択を要求されたときの参考にしたい考え方も多く学ぶことができました。

ぜひ読んでみてください!

 

 

 

 

よみあきでした。